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25年前の女子高校生殺害遺棄事件の遺族が死去 香川県警が未解決殺人事件の情報提供を呼び掛け

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 香川県の未解決殺人事件について警察が情報提供を呼び掛けました。2021年まで参加していた被害者の遺族の一人は、事件から25年となる2022年4月に亡くなりました。

 香川県琴平町のスーパーでは、香川県警察本部の今井本部長ら約20人がチラシを配って情報提供を呼び掛けました。

 情報提供を求めたのは25年前に起きた殺人・死体遺棄事件です。

 1997年3月、旧琴南町の山の中で当時高校1年生の真鍋和加さんが遺体で見つかりました。警察はこれまでのべ6万2500人の捜査員を投入しています。

 事件発生から10月までに211件の情報が寄せられましたが、情報の提供が年々減少する中いまだ解決には至っていません。

 2022年1月――。

(被害者の母/真鍋明美さん[当時73])
「警察の人には悪いけど、捕まえるよりも自分から出てきてほしい。出てきて手を合わせてほしい。そうしたら私もそれ以上のことは言わない」

 殺人罪の時効が撤廃された2010年から始まった情報提供の呼び掛けに、真鍋さんは毎年参加していました。しかし、その解決を見ることなくこの4月に亡くなりました。

(香川県警/今井宗雄 本部長)
「25年という時間の間、事件を解決できなかったということについては重く受け止めざるを得ないと思っている。お母様に向けて、亡くなられたとは言っても、ご報告できるように県警一丸となって取り組んでまいりたい」

 香川県では坂出市と東かがわ市でも未解決の殺人事件があり、警察が情報提供を求めています。

 3つの事件について気付いたこと、思い出したことがある方は【0120-120-016】にご連絡ください。

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