香川県宇多津町の飲食店を利用した男女3人が腹痛や下痢などを訴え、患者の便からカンピロバクター菌が検出されたことから、保健所が食中毒だと断定し、3日間の営業停止処分を行いました。
2日~4日まで営業停止の行政処分を受けたのは、「酒処 あんちゃん」です。
香川県によりますと、7月29日、坂出市内の医療機関から中讃保健所へ「7月27日に腹痛・下痢等の症状で受診した患者の便から、カンピロバクター属菌が検出された」と連絡がありました。患者は23日に「酒処 あんちゃん」を7人で利用し、そのうち3人が下痢などの症状を訴えていることが分かりました。潜伏期間がカンピロバクターによる食中毒と一致することなどから、保健所はこの飲食店を原因とする食中毒と断定しました。
患者はいずれも快方に向かっているということです。
県によりますと、カンピロバクターは鶏肉に付着している細菌で、生または過熱不十分な鶏肉料理が原因の食中毒が多発しています。県は、「75度以上で1分間以上加熱することや、鶏肉を扱った際は他の食材に細菌が移らないよう、調理器具などを熱湯消毒・乾燥させることなどを徹底し、食中毒を予防してほしい」と呼び掛けています。
香川県では2026年に入って7件の食中毒が発生し、患者は113人となっています。香川県には7月31日から8月9日まで細菌性食中毒警報が発令されています。