香川県丸亀市にある四国唯一の女子少年院「丸亀少女の家」で、少女たちが将来への決意を述べる発表会が開かれました。
保護者や外部講師らに理解を深めてもらおうと毎年開いているものです。
現在、丸亀少女の家には薬物関連の非行事実があったり罪を犯す恐れがあったりする11人が在院しています。今回はこのうち3人が作文を発表しました。
(在院中の少女 作文朗読)
「私の変わりたい自分は、自分という軸を持っていない自分です」
「なりたい自分の姿」という題で作文を発表した少女は、他人に合わせて周りの言うことばかり聞いていたといいます。
(丸亀少女の家/筒井千景 家長)
「そもそも自分の気持ちとか考えを言葉できちんと説明するということが、これまでの少年院に入るまでの生活では難しかった生徒たちが多い」
作文は、教官に励まされながら、自分と向き合って書き上げました。
(在院中の少女 作文朗読)
「なかなか変わることって簡単なことじゃないと思うし、大変で難しいと思うけど、負けずに頑張って、なりたい自分になれるよう日々努力していきます。そして、自分を守っていきます」
(丸亀少女の家/筒井千景 家長)
「人前できちんと表現できたということを自信にして生きていってほしいなと」