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三豊市の夜間中学で「七夕祭」 地域交流と伝統行事の体験を 香川

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 世代を超えて学び直しを支援する香川県三豊市の夜間中学で「七夕祭」が開かれました。生徒たちは地域の人と交流しながら日本の伝統行事を楽しみました。

 三豊市立高瀬中学校の夜間学級で7月7日に開かれた「七夕祭」には、10代から50代の8人の生徒が参加しました。

 全国の公立夜間中学では唯一、「不登校特例校」の指定を受け、現役の中学生2人も通っています。

 この日はよんでん文化振興財団から演奏家が派遣され、チェンバロとサックスで「きらきら星」などを披露しました。

 その後、生徒たちは地元の呉服店の人に教えてもらいながら浴衣に着替えました。そして、それぞれが短冊に願いごとを書きました。

(夜間中学に通う中学生)
「(Q.なんて書いたの?)『女子力が高くなりたい』」

 2022年に開校した夜間中学ではさまざまな事情を抱える生徒たちに勉強だけではなく文化的な体験や地域との交流を深めてもらおうとこうしたイベントを開いています。

(夜間中学に通う中学生は―)
「浴衣を久しぶりに着られてすごい楽しかったです。みんな優しくて、本当に自分に合ってるなって思って」
「去年から楽しみにしてたので今回参加できて楽しかった。他の学校とかこんな浴衣着ることないと思うのでここだけの(体験で)楽しかったです」

(三豊市総合政策アドバイザー/城之内庸仁さん)
「短冊の一つ一つに生徒さんの思いが込められていて、ここに来たら笑顔が取り戻せるよっていう思いや願いだと思うんですね。短冊が天に届いてほしいと思っています」

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