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スタッフの質確保のための「賃金アップ」など 高松市が進める放課後児童クラブ民間委託に学校関係者らが意見

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 高松市が2024年度に始める「放課後児童クラブ」の運営業務の民間委託について、学校関係者などが「スタッフの質の確保のために賃金をアップすべきではないか」などと意見を述べました。

 高松市の子どもに関する施策について香川県子ども女性相談センターや小学校の関係者らが市の担当者に意見を伝えるための会議が開かれました。

 高松市は、2024年度から46カ所全ての「放課後児童クラブ」の運営業務を民間に委託します。

 しかし、不安の声もあがっていて、7月19日には、市議会議員の会派が丁寧な説明を求める書面を市に提出しました。

 27日の会議に出席した委員は、民間委託についておおむね理解を示した上で、「スタッフの質を確保するため、現在は1日4000円程度の補助員の賃金を1日1万円程度に上げるのが妥当ではないか」などの意見を述べました。

 これに対し、市は「賃金の大幅アップは予算的に厳しい」と回答しました。

 市は27日に出た意見を踏まえながら民間事業者に委託する条件について決めたいとしています。

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