就実大学は2025年4月に「心理学部」を新設するなどの構想を明らかにしました。
(就実学園/西井泰彦 理事長)
「私立学校がこの地域で生きていくためにはこの地域でどんなものが期待されているのか、岡山の地で新しいニーズに対応した人材を養成する」
就実大学は2025年4月新たに「心理学部(仮称)」を設置し、あわせて現在の「教育学部」の学科やコースを新しくする構想を明らかにしました。
「心理学部」は、現在「教育学部」にある「教育心理学科」を独立させるもので、心理学の視点から幅広い社会課題を解決できる人材の育成を目指します。「心理データサイエンス」など4つのコースを備える予定です。
「教育学部」で学ぶ内容も新たなものとなり、教育学科に「乳幼児教育」「小学校教育」「特別支援教育」の3つのコースを設ける予定です。障害がある子どもへのニーズに対応するため幼稚園・小学校の教諭免許状と特別支援学校の教諭免許状などを併せて取得できるカリキュラムが特徴です。
就実大学は今後、文部科学省に相談した上で必要に応じて申請などをする予定です。
(就実大学/桑原和美 学長)
「これから社会がどんどん変わっていく中で柔軟に対応できる人材になってほしいと思っています」