民間の信用調査会社「帝国データバンク」が2023年7月に行った調査によりますと、四国に本社を置く企業380社のうち、管理職に占める女性の割合は平均9.6%でした。
6年連続で増加して過去最高となったものの、依然として1割を下回る低い水準です。
政府が目標としている「女性管理職が30%以上」を達成している企業は9.2%で、前年より1.9ポイント減りました。
企業の規模別にみると、「小規模企業」が12.7%、「中小企業」が9.9%、「大企業」が8.0%で、企業規模が大きいほど女性管理職の割合が低いことが分かりました。
また、男性の育休取得率は平均10.5%でした。
「小規模企業」が3.6%であるのに対して、「大企業」は16.5%で、こちらは企業規模が大きいほど取得率が高い傾向にあります。