民間の信用調査会社の調べで、四国の企業の女性管理職の割合が、過去最高を更新したものの、1割にも届いていないことが分かりました。
帝国データバンクが2022年7月に行った調査によると、四国に本社を置く企業にうち、回答した379社の管理職に占める女性の割合は9.4%で、2021年を0.1ポイント上回りました。5年連続で増加し過去最高となったものの、依然として低い水準が続いています。
政府が目標としている「女性管理職が30%以上」を達成している企業は11.1%でした。
女性管理職の割合が「今後増えると見込んでいる」と答えた企業は28%でしたが、43%は「今後も変わらない」としています。
女性の活躍を推進するために行っていることについては「性別にかかわらず成果で評価する」が52%で最も高くなりました。