高松市が進めている中央公園の再整備計画をめぐり、市民団体が樹木の大規模な伐採をしないよう市に求めました。
陳情書と2500人を超える署名を提出したのは、市民団体「高松中央公園樹木を守る会」のメンバーです。
陳情書では、2025年度に工事が始まる高松市の中央公園の再整備に対して、大規模な木の伐採への反対と、市民の意見を聴く公聴会の開催を求めています。
市民団体は、再整備によって、現在 生えている木の約半分が切られてしまうと、豊かな自然が失われると主張しています。
(高松中央公園樹木を守る会/阿部裕子 代表)
「樹木が無くなって自然が無くなってしまうということは、とても私たちが許容できることではない」
中央公園は1986年に野球場の跡地に整備されました。
高松市は、施設の老朽化で管理費が増えていることや、樹木が壁となり閉鎖的な雰囲気になっているとして、2022年12月、再整備の方針を策定しました。
一方、公園の木をどれほど伐採するのかなどは、まだ決まっていないということです。