開園から37年を迎える高松市の中央公園が再整備に向けて進んでいます。
中央公園は、1986年に野球場の跡地に高松市が整備しました。施設が古くなり管理費が増えていることから、高松市が市民へのアンケートやパブリックコメントをもとに2022年12月、再整備の方針を策定しました。ポイントの一つは、民間事業者によるにぎわいの創出です。
2023年4月には洋菓子店「ルーヴ」がスイーツとパンを提供するカフェを出店することが決まっています。
(ルーヴ/野﨑幸三 社長)
「私どもも、45年間のいろんな形での高松市での営業ノウハウがありますので、中央公園の新しい魅力を創出していきたい」
27日は、再整備に向けた検討委員会が開かれ、都市計画に詳しい大学教授や地元のコミュニティー協議会の会長など15人が集まりました。
そして、現在 公園の大半を占めている樹木のエリアを集約してイベント用のスペースを確保するなど、明るく開放的な公園を目指す方針が示されました。
今後、4回の検討委員会を経て高松市が基本設計をまとめ、2025年度から工事を始める予定です。
(高松市中央公園再整備検討委員会[香川大学経済学部教授]/西成典久 委員長)
「子どもたちも遊べる。夜は夜でカフェで飲食したあとにあのあたりを散策するとか、時間時間によってそれぞれの世代に受け応えられる公園にしていけば、魅力的な公園になっていくんじゃないかなと思います」