JR四国が2023年4月から9月までの中間決算を発表しました。
中間決算によりますと、JR四国グループ全体の売上高にあたる営業収益は254億円で、前年度から65億円増加し、新型コロナが流行する前の2019年度と同水準まで回復しました。新型コロナの5類移行に伴う人流の回復や運賃の値上げなどが主な要因です。
営業損益は48億円の赤字で、赤字幅は前年度より39億円小さくなりました。
最終的なグループ全体の利益は、国からの支援などを含め、21億円の黒字となりました。
鉄道事業の営業収益は、前年度から24億円増加の123億円となり、新型コロナ禍前の9割ほどとなりました。
また、物品販売業やホテル業、不動産業など鉄道以外のすべての事業でも増収増益となりました。