JR端岡駅の無人駅化をめぐりJR四国は31日午後、高松市と協議し「無人化の撤回はできない」と伝えたことが分かりました。
JR四国はJR端岡駅を2024年3月中旬までに無人化すると10月発表しました。
端岡駅は、高松市の中で「高松駅」の次に利用者が多い駅で、高松市はバスやタクシーへの乗り換え拠点とするために駅前広場などの再整備を検討しています。
無人駅化の方針について高松市の大西秀人市長は「バリアフリーなどの面で不十分な点がある」として、無人化の撤回も含めてJR四国との協議を求めていました。
これに対して、JR四国は――。
(JR四国/西牧世博 社長)
「(無人化を)今の時点で変えるつもりはない。経営状態と社員を充足できない問題もありまして、少し維持するのは難しいという話を(高松市に)していきたい」
高松市交通政策課によりますと31日午後、JR四国と協議し「経営状態と人員不足が厳しい上での判断で、無人化の撤回はできない」と回答があったことを明らかにしました。