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西本裕矢さん(高松市出身)コシチュシュコ財団ショパンピアノコンクールで優勝

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 高松市出身の西本裕矢さん(東京芸術大3年)が、ニューヨークに本部のあるコシチュシュコ財団が主催する「第68回コシチュシュコ財団ショパンピアノコンクール」で「第1位」及び「シマノフスキ最優秀演奏賞」を受賞しました。

 西本さんは2023年の高松国際ピアノコンクールで香川県出身者として初めて入賞(第4位)を果たし、活躍が期待されていました。

 今回のコンクールは2月28日~3月3日にアメリカ・ワシントンDCで開催され、国籍を問わず17歳から30歳までのプロレベルのピアニストが出場しました。3月3日のファイナルラウンドで西本さんはショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏したほか、セミファイナルではシマノフスキの「マスク」より「シェラザード」などを演奏しました。 

西本さんは「高松国際ピアノコンクールで入賞後、今年はアメリカでも歴史的なショパンピアノコンクールで優勝することができて本当に光栄です。いつも温かい応援をしてくださる皆様に感謝しています。」とコメントしています。

 コシチュシュコ財団は1925年に設立されたポーランド系の慈善団体で、学生、研究者、アーティストらに年間最大170万ドルの奨学金や助成金を授与しています。
「シマノフスキ最優秀演奏賞」は、ポーランドの作曲家カロル・シマノフスキの作品の最も優れた演奏に贈られる特別賞です。

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