部活動の地域移行に取り組む岡山市と、地元のプロサッカーチームが連携し、市内の中学生に実技指導をしました。
(コーチ)
「そうそう、よく入れたぞ! ナイスドリブル」
部活動の地域移行のあり方を検討しようと、岡山市が2023年度始めたモデル事業の一環です。
サッカーJ2ファジアーノ岡山が運営するサッカースクールのコーチ4人が、岡山市の複数の中学校のサッカー部員44人にドリブルやパス、守備のテクニックなどを指導しました。
(参加した中学生は―)
「高いレベルでそれぞれの個性が出せて、自分にもいいトレーニングになったので、これからも生かして頑張りたい」
「(自分の中学校は)ゴールキーパーのコーチやキーパーの数が少ないので、いろんなゴールキーパーのいいところを吸収できたのでよかった」
岡山市は他にもバレーや卓球、バスケのプロチームと連携し、部活動の地域移行について模索しています。
(岡山市スポーツ振興課/小島有人 副主査)
「予定調整や会場の確保などは課題に感じています。ただこういう事業を通して先生方の負担の軽減に少しでもつながれば」