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G7サミット派遣中に巡視艇内で飲酒・マージャンを許可・黙認 船長らを戒告処分 香川

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 高松海上保安部は12日、今治海上保安部の50歳の男性職員と、坂出海上保安署の46歳の男性職員をそれぞれ戒告処分にしたと発表しました。

 50歳の男性職員は、坂出海上保安署の巡視艇の船長だった2023年5月から7月に、部内通達に反して船内での飲酒を不正に許可したり、禁止されている船内でのマージャンを黙認したりしました。

 また46歳の男性職員は、同じ時期に船長の不正な許可を得て船内で飲酒しました。

 巡視艇は2023年5月に開催されたG7広島サミットと、7月に開催されたG7香川・高松都市大臣会合の警戒期間中でした。他の管区からも職員が派遣されていて、飲酒・マージャンはいずれも勤務時間外に行われていました。戒告処分の2職員以外に飲酒・マージャンをした5人の職員は説諭処分(厳重注意・訓告など)を受けました。

 高松海上保安部は「誠に遺憾。服務規律の教育・指導を徹底し、再発防止に努めたい」としています。

 第六管区海上保安本部人事課によりますと、巡視艇の勤務は船中泊を伴う場合などがあるため、一定の条件下で、船長が勤務時間外の飲酒を許可するケースがあるということです。

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