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空を泳ぐのはブリ、ハマチ、ツバスの大中小3匹 ハマチ養殖発祥の地・東かがわ市で「ブリのぼり」

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 5月5日のこどもの日を前に香川県内では、こいのぼりとはちょっと違った魚が泳いでいます。

 ハマチ養殖発祥の地、東かがわ市にある海水の池、安戸池では5月末までブリのぼりが来場者を迎えてくれます。

 ブリは成長に伴って呼び方が変わる出世魚で、ブリ、ハマチ、ツバスの大中小3匹が優雅に泳いでいます。

(東京からの親子は―)
「縁起がいいと思った。ブリは出世魚だから」
「ハマチの養殖発祥なのでちょうどいいと思う」

(記者リポート)
「ブリのぼりの横には約400匹のハマチが泳いでいるいけすがあります。餌やりが体験でき、このように投げ込むとすごい勢いで食いつきます」

(ソルトレイクひけた/六車庄一 所長)
「東かがわ市はハマチなので、ハマチのぼり、ブリのぼりで推そうと思っている」

 安戸池ではカキの試験養殖も行われています。いかだにつるすのではなく、海面に並べたかごに稚貝を入れて養殖しています。

 東かがわ市の事業費に加えて国のデジタル田園都市国家構想交付金も活用し、センサーで集めた水温や水質のデータを養殖作業に反映しています。

(記者リポート)
「試験養殖を始めた2023年10月は親指くらいの稚貝でしたが、半年間で手のひらに収まるくらいの大きさになりました」

 試験養殖のカキはマーケティング戦略に使いますが、2024年のゴールデンウィーク後に新たな稚貝を仕込み、この冬の出荷を目指しています。

(ソルトレイクひけた/六車庄一 所長)
「東かがわ市の特産品になればという思いで関係者頑張ってやっている。ハマチだけじゃないカキということで、東かがわ市をPRしたい」

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