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「黒い雨」を浴びた人の支援を 対象者の掘り起こしへ岡山県で新団体立ち上げ

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 広島への原爆投下の直後に降った「黒い雨」を浴びた人の支援を岡山県でも進めようと、被爆者支援などに取り組む団体が新たな組織を立ち上げました。

 新たにできたのは「『黒い雨』を考える岡山の会」です。被爆者の支援などに取り組んでいる岡山県の3つの団体が立ち上げたもので、20日、岡山市で結成総会を開きました。

 国は2022年4月、黒い雨による被爆者の認定範囲を拡大した新たな制度の運用を始めました。岡山県によりますと、岡山県では2024年3月末までに20人が新たに被爆者健康手帳を交付されたということです。

 岡山の会は、新たな制度で被爆者認定される可能性がある人たちを支援しようとできました。今後は、電話相談会を開くなどして対象者を掘り起こしたいとしています。

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