プロバスケットボールB2昇格を懸けた試合に27日から挑む香川ファイブアローズ。昇格のためにチームへの残留を決めたキャプテンは、今週末の試合で全てを出し切ります!
年間王者とB2昇格チームを決めるプレーオフ準々決勝を突破し、昇格を懸けた準決勝に臨むファイブアローズ。ひときわ強い思いを持つのは、キャプテンの上良潤起(26)です。
(キャプテン/上良潤起 選手)
「僕が何ができるかって言ったら、B2に昇格させることだと思ったので、その覚悟を持って(今季、香川への)残留を決めました」
ファイブアローズは2年前のシーズンにB2で地区優勝を果たし、悲願のB1昇格まであと一歩のところまで迫りました。
一転、昨シーズンは地区最下位となりB3に降格。
2020年に加入し、Bリーグのキャリアをスタートさせた上良は、チームとともにいろんな悔しさを経験してきました。
(キャプテン/上良潤起 選手)
「4シーズン在籍して悔しい思いしかしていないので、悔しさを晴らす時がやっと来た」
今シーズンからキャプテンを担う上良は、武器のスリーポイントシュートと強度の高いディフェンスで活躍。
レギュラーシーズンを2位で終えたファイブアローズは、18チーム中最も失点が少ないチームとなりました。
ファイブアローズは、4月27日からプレーオフ準決勝でレギュラーシーズン3位の鹿児島と激突。勝率ではほぼ互角の両者、先に2勝した方がB2昇格をつかみとります。
(キャプテン/上良潤起 選手)
「オフェンスよりもディフェンスを重点的に次の鹿児島戦もやっていって、自分たちのやりたいオフェンスにつなげていけたら勝機はあると思うので、次のゲームで全部出し切りたい」