高松市は、老朽化が進んでいる市の中央図書館などをリニューアルする計画を進めていますが、2025年のゴールデンウィーク前後に休館し、改修工事に取り掛かることが分かりました。
サンクリスタル高松は1階と2階に中央図書館、3階に菊池寛記念館、4階に歴史資料館が入る複合施設です。
約34年前の1992年11月に開館し、施設の老朽化が進んでいるため高松市が改修工事を行います。現在、実施設計が行われていて2026年度中のリニューアルオープンを目指しています。
リニューアルでは1階のエントランスホールからロッカーを撤去してセキュリティーゲートを設置し、図書館情報システムのデジタル化を進めます。
27日開かれた高松市議会の教育民生調査会で2025年のゴールデンウィーク前後に休館し、改修工事に取り掛かる方針が示されました。
委員からは「休館期間にどのように対応するのか」や「多様な人が集まる場所にしてほしい」などの意見が出ました。
(高松市中央図書館/前田康行 館長)
「これからサンクリスタル高松が20年30年と皆さまのお役に立てるように立派なリニューアルをしたい」