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取り壊される前に…児童が校舎にペイント 思い出や感謝を表現 高松市

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 全国的に老朽化した校舎が増えています。高松市の小学校では取り壊す予定の校舎に児童が絵を描く催しが開かれました。

 2024年で創立60周年を迎えた、高松市の香南小学校。老朽化のため2学期から新しい校舎に移ることになっていて、夏休み前の7月19日を最後に、この校舎ともお別れです。

(山下佳乃リポート)
「子ども達が色を塗っているのは事前に型取った自分自身のシルエットです。全校生徒(児童)は約300人。この校舎で多くの児童が過ごしてきた証が残されていきます」

 児童は絵の具やペンで校舎で過ごした思い出やこれまでの感謝を表現していきます。

(6年生)
「5年生から親友。(Q.真ん中にハートは?)ずっと親友やけん、ハートで縛られとるみたいな」

(2年生)
「テーマは…『ここでやったことを全部描きたい』。思い出を思い出せて描けるから(校舎が)壊されるのがちょっと寂しいです」

(香南小学校/黒川浩一校長)
「香南町は、この校舎で過ごしている方が大変多いので、思い入れも非常にある。それが壊されるのはもちろん寂しいんですけど、(児童が)ずっと末永く覚えているんじゃないかなと思います」

 この催しは17日も行われ、18日には「校舎お別れ会」が開かれるということです。

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