高松とソウルを結ぶ空の便が1日2往復になりました。韓国の格安航空会社「ジンエアー」が高松ーソウル間の定期路線を就航させました。
(記者リポート)
「約1時間の遅れとはなりましたが、高松空港にジンエアーの初便が到着しました」
午前11時前、ジンエアーが運航するソウルからの第1便が高松空港に到着しました。出発ロビーでは高松空港や自治体などから関係者約30人が出席して記念セレモニーが行われました。
高松ーソウル線は同じく韓国の格安航空会社「エアソウル」が既に運航している便と合わせて1日2往復となります。同じ区間で2つの航空会社が運航する「ダブルトラック」は四国の空港の国際線では初めてです。
また、高松空港の国際定期路線の発着は週28往復となり、コロナ禍前を上回り、過去最多になりました。
(高松空港/小幡義樹 社長)
「特に高松、香川の地域にとってはインバウンドのお客さまを大勢お迎えできるようになることは、非常に意義があると思う」
ジンエアーによりますと、ソウルからの第1便はほぼ満席で、7月の予約状況は往復で87%ほどだということです。到着ロビーでは香川県の職員らが県の特産品などを乗客らに手渡しました。
(ソウルから親子3人で)
「(Q.高松ではどう楽しむ?)やはり香川はうどんが有名なのでうどんを楽しみたい。家族3人それぞれ日本語を勉強しているので、夜は居酒屋で香川県民との出会いを楽しみたい」
ジンエアーは9月19日からは高松空港の発着を午前から午後に変更する予定で、午前に発着しているエアソウルの便と時間をずらしてより利便性を高める方針です。