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ノーシードの金光学園と“県内最多の甲子園出場”の関西 岡山大会決勝に進むのは?【甲子園へのキセキ】

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 夏の高校野球・岡山大会は27日土曜日が準決勝です。どのチームも熱い戦いを制してきたなか、どの学校が決勝の舞台に進むのでしょうか!

 ノーシードから5年ぶりに準決勝まで勝ち上がった金光学園。

 1回戦を勝利し迎えたシード校、総社南との対戦では5回に勝ち越しのスクイズを決めるなどし1点差の勝利。

 続く3回戦の勝山には8回2アウトから2点差を逆転し勝利! 接戦を制してきました。

 そして、24日の準々決勝。主役となったのはこの日、先発を託された髙橋秀太。

 春の岡山王者、倉敷商業を相手に伸びのあるストレートとキレのある変化球で三振の山を築きます。

 7回には1アウト2塁1塁のピンチを迎えますが、三振で2アウト!

 次のバッターもレフトフライに抑えます!

 髙橋は9回を1人で投げ抜き、倉商打線をヒット5本に抑え、10奪三振の完封勝利! この夏2度目となるシード校撃破を成し遂げました。

(金光学園/髙橋秀太 投手[3年])
「ピンチを作られても要所要所でギアを上げて抑えることができていたのでとてもよかったと思う」

(金光学園 倉敷商戦で先制タイムリー/三宅主晃 主将[3年])
「やっぱり勢いっていうのはどこのチームにも止められないと思っているし、それだけの自信をもってこの夏に望んでいるので」

 金光の準決勝の対戦相手は、春夏合わせ県内最多の甲子園出場を誇る関西。注目は、3年・山本穏摩。

 あふれる気迫を全面に出しながら、3回戦では9回にサヨナラとなるタイムリーヒットを放ち、準々決勝の岡山東商業との試合では4回から登板しタイブレークまでもつれた激戦を最後まで投げ抜きました。

(関西/山本穏摩 投手[3年])
「関西の1番を着けている以上はしっかりどっしりして、気持ちを全面に出していこうと(Q.準決への意気込みは)関西らしく、粘り強く泥くさくやっていくのが自分たちの1番の強みだと思うので」

 2011年以来の決勝の舞台を目指す金光。そのときにサヨナラ負けした相手が関西でした。

 春夏初めての甲子園へ1つずつ歩みを進めます。

(金光学園/宰相裕一 監督)
「相手どうこうではなく、自分たちの力をどう出し切るか、乗ったらこのチーム強いですから」

(金光学園/髙橋秀太 投手[3年])
「1点1点少しずつ積み重ねて、しっかりと守り抜いて勝っていく野球をしたい」

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