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瀬戸芸期間中の災害に備えて観光客用の備蓄品を配備へ 高松市が補正予算案を発表

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 高松市が2024年度の一般会計予算を2億1200万円増額する補正予算案を発表しました。災害が起きた時に高松市の島にいる観光客を想定し、新たに備蓄品を購入する費用などを盛り込んでいます。

 1月に発生した能登半島地震では、帰省中の人や観光客も巻き込まれ自治体の想定を超える人数が被災しました。高松市はそのことを教訓に、市外から島に訪れる観光客の災害備蓄品の購入などに約1810万円を計上しました。

 災害時に孤立する可能性がある男木島、女木島などの離島に食料や生理用品、ブルーシートを備えます。瀬戸内国際芸術祭期間中の観光客の人数を想定し、食料は約1000人の3日分を用意します。
 また、災害時に活動する市の職員用の非常食900人分も新たに準備するということです。

 一般会計補正予算案には、このほか香川県が行うサンポート地区のプロムナード化事業への負担金5535万円、民間の放課後児童クラブへの補助金拡充に1億421万円も盛り込みました。9月4日に開会する9月定例高松市議会に提案します。

 

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