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最寄りの避難所まで約2km…高齢化進む団地の災害対策は? 住民が「自分スタイル」の対策学ぶ 高松市

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 高齢化が進む高松市の団地の住民が災害対策を学びました。テーマは自分スタイルの対策です。

(危機管理防災アドバイザー/花崎哲司さん)
「ハザードマップには書かれていないハザード(危険)を、自分の気を付けるべきことを確認しておきましょう」

 老人会が主催の勉強会で災害対策を学んだのは、高松市牟礼町原の「原クリーンハイツ」の15人です。原クリーンハイツの高齢化率は10年前が33%でしたが、現在は、さらに加速しているということです。

 講師を務めた危機管理防災アドバイザーの花崎哲司さんから、地区指定の避難所の小学校までは約2kmの距離があることや、自宅で出来る災害対策を学びました。

 テントは、プライバシーを守るため居住性があるものを選ぶことなどを教わりました。

 そのあと、集会所の机を自宅リビングのテーブルに見立て、地震で揺れが起きた場合、素早く机の下に避難する練習などをしました。

(参加者は―)
「いざという時には(災害が)起こりうる可能性がありますので非常に勉強になりました」
「もしタンスが倒れたら大変だなと思っていたんですけど、早速、転倒防止を実行しようと思いました」

(危機管理防災アドバイザー/花崎哲司さん)
「無理をしないで今の自分の生活を継続する方法を、自分スタイルの生き方、考え方、行動力をつけていただくこれが重要かなと思う」

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