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タダノ アメリカの建設機械メーカーを買収へ 完全子会社化でグローバルビジネス拡大へ 香川

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 クレーンメーカーのタダノ(高松市)は13日、アメリカ・イリノイ州の建設機械メーカー、マニテックス・インターナショナル社の全株式を約140億円で取得し、完全子会社化すると発表しました。アメリカ時間の12日にマニテックス社と買収に関する契約を締結しました。

 マニテックス社は、アメリカでブームトラックと呼ばれる車載型のクレーンのトップシェアを持つほか、イタリアにも拠点があり、折り曲げ式ブームクレーンを販売しています。

 買収することで、タダノが得意とする大型クレーンに加え、小型車搭載型のクレーンや高所作業車などをアメリカ・中南米市場でバランスよく販売することが期待できるとしています。株式取得に必要な資金は手元資金と借入金などで調達する予定です。

 タダノは2024年2月に高所作業車製造の長野工業を子会社化しており、海外で需要の高い「自走式」をさらに強化することになります。2024年度上期(1~6月)は過去最高の売上となり、24年度は営業利益200億円を予想しています。

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