香川県内有数のブドウの産地、三豊市で地元の小学生が収穫を体験しました。
三豊市高瀬町の温室を訪れたのは、地元の勝間小学校の4年生29人です。小学生に食に興味を持ってもらうことなどを目的に、三豊市が行っている収穫体験です。
児童たちはブドウの摘み取り方について栽培農家から説明を受けた後、はさみを使って収穫しました。白い袋に覆われて棚にぶら下がったピオーネの中から、大きいものを見定めていました。
(児童は―)
「初めて(収穫した)重いです。20粒くらいあるかな?」
「大きくていいです。家に帰って食べようかな」
県によると三豊市の2023年のブドウの出荷量は306tで県内トップです。
栽培農家によると、ここ数年は、夏場に高温が続き、朝と晩の気温差が少ないことなどから、ピオーネの色付きはいまひとつですが、甘さは十分にあるということです。