香川県オリジナルのキウイフルーツの収穫体験が23日、善通寺市で行われました。
善通寺市が開いた「キウイフルーツ スタディーツアー」です。小学生と保護者約20人が参加しました。
参加者はキウイ農園に移動し、香川県が開発した「さぬきゴールド」という品種を収穫しました。
世界最大級の大きさで重さが200g前後あり、黄色い果実が特徴です。日焼けや傷を防ぐために袋を掛けて丁寧に育てています。
子どもたちは、7月に自分たちが袋を掛けたさぬきゴールドを収穫しました。
(収穫した児童は―)
「取るときの手とか、取り方が難しかった」
「めっちゃ大きかった」
(記者リポート)
「私もさぬきゴールドの収穫を体験させてもらいます。根元に手を当ててねじるように取るのがポイントです。袋を掛けて栽培していたので表面がとてもきれいです」
2024年は猛暑で雨が少なかったため、栽培に苦労したそうです。
(キウイ農家/森碕 隆さん)
「まず一番は水の管理。これを大切にやった。今年もなかなかいい実になったと思っている」
「さぬきゴールド」は常温で1週間ほど置いて「追熟」させると柔らかくなって甘くなり、食べることができます。
子どもたちは自宅に持ち帰り、エチレンガスを使ったり、リンゴと一緒に保管したりして追熟し、食べ比べることになりました。
(児童は―)
「そのまま食べたら酸っぱいから、追熟した方がおいしいことが分かった」
「ヨーグルトに混ぜて食べたい」
キウイフルーツをPRするため、善通寺市では2024年12月21日に「キウイ博」を開催します。