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23年ぶりに栗林公園で「薪能」 かがり火をたいて野外で演じる能楽 高松市

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 かがり火をたいて野外で演じる能楽「薪能」が高松市の栗林公園で23年ぶりに行われました。

 開園予定は午後6時でしたが、雨の影響で30分遅れてスタートしました。

 最初の演目「羽衣」では高松市出身の能楽師・伶以野陽子さんが主役の天人を演じました。

 悪天候のため内容を短縮しましたが、檜御殿跡に設けられた舞台で降りしきる雨の中、優雅で幻想的な舞を披露しました。

 この「薪能」は栗林公園が県立公園として一般公開されてから150年を迎えることを記念して県が23年ぶりに開いたものです。

 人間国宝の狂言師・茂山七五三さんらの狂言は雨の影響で急きょトークショーに変更となりました。

 演目「八島」の前には雨も上がり、舞台の周りにかがり火がたかれました。

 源平合戦の屋島の戦いを題材にしていて、人間国宝の大倉源次郎さんの小鼓の音色に合わせて、源義経の亡霊が勇ましく刀を振っていました。

(観客は―)
「良かったです。風情がありまして」
「なかなか雨の中で見られるのもいい経験ができたかな」
「思い出に残りますね、これは。語り草になりますね」

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