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秋の金丸座で中村勘九郎さんと七之助さんの特別公演開催へ  中村勘三郎さんの十三回忌追善 香川

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 「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の立役者の一人で2012年に亡くなった十八代目・中村勘三郎さんの十三回忌にあわせ、息子の中村勘九郎さん、七之助さんらによる特別公演が10月14日と15日、香川県琴平町の金丸座で開かれます。

 「十八世中村勘三郎 十三回忌追善」と銘打った公演は10月2日から20日まで全国11カ所を巡るものです。

 7月に東京で行われた合同取材会で中村勘九郎さんは、父親の勘三郎さんが生前、「歴史のある芝居小屋も、見学して終わりじゃなくて、実際に役者が立って汗と息吹を吹き込まなければ“芝居小屋”にはならない」という思いで各地の芝居小屋を回っていたと紹介しました。

 また七之助さんは、地方巡業の楽しみとして「公演冒頭で行われる観客とのトークコーナーで話に出た店にごはんを食べに行っています」と明かし、勘九郎さんは「金丸座では公演が2日間あるので、1日目に教えていただければ翌日に行けるなと思っています」と話していました。

 演目は江戸・吉原の年中行事、吉原俄にあつまる江戸っ子の様子を描いた「若鶴彩競廊景色(わかづるいろどりきそうさとげしき)」と、京都・五條橋の牛若丸と弁慶の出会いに常盤御前と牛若丸の親子の物語を取り入れた「舞鶴五條橋(ぶかくごじょうばし)」です。

  公演は10月14日(祝・月)の午後2時からと、15日(火)の午前11時からと午後3時からです。問い合わせは四国こんぴら歌舞伎大芝居事務局(電話 0877-75-6714)まで。

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