岡山市は4日、御津地域の三谷川周辺で有機フッ素化合物が検出されたと発表しました。
岡山市によりますと、8月と9月に行った有機フッ素化合物の一種であるPFOSおよびPFOAの水質調査で、三谷川の4地点とその支流2地点で、国の定める暫定指針値の超過を確認したということです。
国が定める暫定指針値は1リットルあたり50ナノグラムで、超過した地点の濃度は1リットルあたり55~130ナノグラムでした。
市によると、三谷川周辺の水道水ではPFOSおよびPFOAは検出されておらず、三谷川が合流する旭川との合流地点の上流・下流でも検出されていないということです。
市は引き続き、水質調査を行い、公共用水域の超過範囲を把握するとしています。