香川県立高校の授業で使うタブレット端末が2025年度の入学生から自己負担になる問題です。県教育委員会は、全ての生徒を対象に一定額の支援を行う方向で検討していることを明らかにしました。
香川県教委は、現在、生徒1人に1台貸し出しているタブレット端末を2025年度の入学生からは学校指定の端末を自己負担で購入してもらうことを決めています。負担額は7万5000円ほどの見込みです。
10月3日の県議会文教厚生委員会で淀谷圭三郎教育長は、保護者への負担軽減策について「どんな支援ができるか検討している」としていました。
9日の県議会一般質問で淀谷教育長は「個人の所有物になるとはいえ、安価なものではなく、全ての生徒を対象に一定額の支援を行う方向で検討している」と述べました。
県教委は金額や具体的な方法については今後検討を進め、できるだけ早く保護者に知らせるとしています。