高松市は利用率が低い観光通の「南部駐車場」を廃止する方針を明らかにしました。
違法駐車の防止などを話し合う「高松駐車対策協議会」で示されたものです。
2012年の高松市の調査では、高松市中心部の駐車場は、約2万9000台分ありますが需要は約1万9000台で、1万台の過剰供給になっています。
22日の会議で高松市は、市営の駐車場のうち利用率が10%以下の高松市観光通の「南部駐車場」を3年後の3月に廃止する方針を示しました。
また同じく利用率が10%以下の「瓦町駅地下駐車場」については1台ごとの駐車スペースを広げたり、営業時間を長くしたりして使いやすい駐車場に改修する案を示しました。
22日に示された案は2024年12月に開かれる市議会で説明した後、パブリックコメントを経て2025年3月に基本計画に反映させたいということです。
(高松市交通政策課/吉峰秀樹 課長)
「ひとつひとつ手順を踏んで改定を進めていきたいと考えている」