香川県の小豆島で、入り組んだ路地が特徴の観光地を歩行者天国にする実証実験が行われました。
4日、香川県土庄町の通称「迷路のまち」で行われた実証実験です。
商店街の店主らがつくる委員会が主催し、子どもたちが道路いっぱいにチョークで絵を描いたり、飲食ブースが出店したりしました。
この取り組みは、海辺を歩けるまちとして知られるイタリアの小規模都市の事例を参考に始まったものです。
意見交換会には土庄町の岡野町長や島民、観光客など約20人が集まり、歩行者天国のメリットや課題、暮らしやすい街づくりについて話を深めました。
(迷路のまちづくり委員会/佐藤秀司 会長)
「地域住民の方と観光とのバランスも必要なのかなと。まちの未来、島の将来についてしっかりと話し合うことができたんじゃないかなと思っています」