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前笠岡市長のパワハラ問題 第三者委が「パワハラに該当する」と結論 岡山

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 岡山県笠岡市の前市長が市長在任中に、職員にパワハラをしたとされる問題で、調査をした第三者委員会は「パワハラに該当する」と結論付けました。

 この問題は笠岡市の小林嘉文前市長が市長だった2020年6月と時期不明の2回、市長室でそれぞれ別の職員を怒鳴りつけて叱責したとされるものです。笠岡市は、条例に基づいて第三者委員会を設置し、パワハラがあったかを調べていました。

 第三者委員会は31日、「市長という優越的な関係を背景とした言動で職員に恐怖心を感じさせるなど就業環境を害するもの」として、2つの事案を「パワハラに該当する」と結論付けました。

 これに対し、小林前市長は「被害者本人からハラスメント事案には当たらないと説明を受けたのに、市議会が人事課経由で委員会に調査を指示したことは事実をゆがめている行為だ」とコメントしています。

 この問題は2023年12月、市議会の特別委員会で今回「パワハラに該当する」と認定された2件の音声データが公開され、笠岡市は2024年2月に第三者委員会に調査を依頼しました。委員会はこれまでに6回開かれ、小林前市長や職員への聞き取りなどをしていました。

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