海藻が茂る「藻場」の役割について考えるセミナーが高松市で開かれました。
環境省が開いたセミナーで漁業関係者や自治体などから約100人が参加しました。
藻場が光合成で二酸化炭素を取り込んでできた炭素のうち、海底に蓄積したものを「ブルーカーボン」と呼びます。
国の研究機関、水産資源研究所の堀正和さんは陸上の植物によるグリーンカーボンより海中のブルーカーボンの方が炭素の蓄積量が多いため、注目されていると話しました。
(水産資源研究所/堀正和さん)
「CO2の吸収能力は藻場が大きくて、しっかりしているほど高い」
また、大阪府阪南市の重成陽介さんは、市が取り組んでいるアマモ場の保全・再生活動や小学生の海洋教育について報告しました。