学生が不要になった服を持ち寄って交換する「服の交換会」が香川大学で11日、始まりました。
タグが着いていて未着用の白いブラウスや、まだ着られるエンジ色のパーカーなど、会場には学生が持ち寄った洋服100着に加え、企画に賛同した企業などから持ち寄られた50着の計150着が集まりました。
服の交換会を企画したのは、食品ロスや海ごみなどの環境問題に取り組む香川大学の学生のグループ「SteeeP」です。
2週間ほど前から学生に「家で眠っている服の提供」を呼びかけていてました。
11日は、既に服を提供した学生優先で、集まった服の中から1着を持ち帰れることになっていて、お気に入りの服を探していました。
12日から15日までは全ての学生が参加でき、服1着を持ってくれば交換できるということです。
(参加した大学生は―)
「いろんなシーズンのものがあって、自分の好きなものを選ぶことができて満足しています」
「学生がやっているのは初めて聞いた。すごく面白い企画。これがどんどん広がっていって学生だけではなくて地域の皆さんが参加してくださるといいな」
(企画したSteeeP/日笠綾音さん)
「この活動をきっかけに衣料品ロスを知ってもらい、サステナブル(持続可能な)ファッションを普段の生活で意識してもらえるきっかけにしていきたい」