JR高松駅直結の商業施設、高松オルネが22日、オープン1周年を迎えます。1年目は目標を上回る約830万人が訪れ、「勝負の2年目」に挑みます。
21日は1周年記念で展示される香川県の造形作家、ベン山口さんのアート作品がお披露目されました。
(高松オルネ/原田宏樹 館長)
「多くの客にご来館いただいて本当にうれしい1年」
高松オルネは2024年3月22日にグランドオープンしました。新たに完成した地上4階建ての北館と既存の南館を合わせて60店舗が営業しています。
JR利用客や観光客だけでなく、近くの住民や働いている人に日常から使ってもらおうと食品スーパーや生活用品を販売する店舗も充実しています。
1年目は目標の700万人を上回る約830万人が来場し、約53億円の売り上げでした。
(高松オルネ/原田宏樹 館長)
「一番多いのは地域に住む方働いている方の利用が一番多い。それに加えて観光、ビジネスの方々で830万人という数字になっている」
(記者リポート)
「高松オルネ1階にある物販スペース、シコクメグルです。多くの人が四国各地を巡るきっかけにしてほしいと品揃えにこだわっていて、好調オルネをけん引しています」
(神奈川から)
「WEST.のアリーナのライブがあるので来た。コラボした色の商品を出していてそれ目当てでうどんとかソーダとか7色で出してくれているのでいろいろ色のもの目当てでお土産を買っていこうと思った」
(高松市から)
「お土産屋さんが一気に来たという感じで、いろんなものを置いているのですごい見ていて楽しい」
高松オルネがある高松市サンポート地区には2月、中四国最大級のあなぶきアリーナ香川がオープンし、4月には徳島文理大学のキャンパスがさぬき市から全面移転します。
(高松オルネ/原田宏樹 館長)
「アリーナもできて飲食需要も高まっているので、機会損失が生まれているのが今後の課題。(飲食)テナントの誘致を加速させたい」
22日と23日は名古屋の人気スイーツ「ぴよりん」が出張販売されるなど、1周年イベントが予定されています。
23日までは高松オルネ直結の立体駐車場が90分無料になるサービスもあります。
(高松オルネ/原田宏樹 館長)
「飽きられないような施設、1年目より2年目がこう変わったね、より進化しているねというのが実感できるような施設造り、施設運営に努めたい」