5月に行われた岡山県の小学生のバドミントン大会の女子団体の部で備前市のチームが優勝し、全国大会への出場権を獲得しました。2024年は3位だった全国大会で、2025年は頂点を狙います。
備前市のバドミントンのクラブチーム「ミッキーズ」です。女子小学生のチームメンバーは2年生から6年生までの13人です。
チームは5月、「若葉カップ全国小学生バドミントン大会」の岡山県予選会で優勝し、3年連続で全国大会への出場権を手にしました。
2024年の全国大会では3位に入賞しました。
この大会はクラブ対抗の団体戦で学年制限が設けられたシングルス3試合と、ダブルスの2試合に7人が出場します。
チームの大黒柱は小学校6年生のキャプテン三反田紗夢さんです。三反田さんはシングルス、ダブルスどちらに出場しても安定した力を発揮しチームを引っ張ります。
（小学6年生／三反田紗夢 主将）
「（Q.全国大会出場が決まって）うれしいけど勝たないと意味ないから勝ちたいという思いがある。（Q.キャプテンの役割）まわりをよく見てみんなを引っ張っていくことです」
チームの練習は週に5回、基礎から試合形式まで約2時間みっちりと練習します。
（小学6年生／三反田紗夢 主将）
「（Q.練習は）きつい時もあるけど楽しいです。（Q.みんなとやっていると楽しいのかな）楽しいです。（Q.チームについて）みんな先輩から教わった諦めたりせずに粘るところがいいところだと思います」
チームのもうひとりのポイントゲッターは、小学4年生以下のシングルスに出場する小学3年生の中谷莉緒さんです。
中谷さんは2024年の夏、個人戦の全国大会の2年生以下の部で3位に入るなどチームの成長株です。
姉や兄の影響で幼稚園児の時からバドミントンをしている中谷さん。得意とするのは「スマッシュ」。積極的な攻めのプレーが強みです。
（小学3年生／中谷莉緒さん）
「全国大会に3年連続で行けてうれしい。（Q.どんなプレーしようか）楽しく、みんなに応援されるようなプレー」
チームを3年連続の全国大会に導いた亀川章文監督は、2025年のチームの強さについて……
（ミッキーズ／亀川章文 監督）
「一言でいえば、縦のつながりのしっかりしたチームワークができたところが強いかなと思います」
チームは7月31日から京都府長岡京市で開催される全国大会に出場します。目標は、2024年の3位を上回る成績をあげること、メンバーの練習にも一段と熱が入ります。
（小学3年生／中谷莉緒さん）
「今年は4年生相手になるけど、これまで練習してきた成果を発揮して頑張り、（目標は）優勝」
（小学6年生／三反田紗夢 主将）
「自分なりの魅力のあるプレーをして、うれしい勝利に導けるような試合にしたいです。（去年の）3位以上の優勝を目指したいです」
