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ガソリン価格はどれくらい下がる? 暫定税率廃止に向け13日から補助金を段階的に拡大

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 ガソリン税に上乗せされている暫定税率の廃止に向け、経済産業省は11月13日から補助金を段階的に引き上げると発表しました。これによりガソリンの価格は下がる見通しですが、実際にはどれぐらい下がるのでしょうか?

(松木梨菜リポート)
「岡山市内のガソリンスタンドの店頭価格は、レギュラーガソリンが1Lあたり171円です」

(給油した人は―)
「高い。30円ぐらい安くなったらいいかな」
「もう少し安いと助かりますね」

 現在、ガソリンには1L当たり25.1円の暫定税率が課されています。与野党6党はこの暫定税率の廃止について正式に合意し、12月31日に廃止されることになりました。

 この廃止による消費者の買い控えを避けるため、経済産業省は補助金を段階的に引き上げます。

 現在、1L当たり10円の補助金が支給されていますが、13日からこの補助金を15円に、27日に20円、そして12月11日に25.1円と、2週間ごとに5円程度、段階的に補助金を引き上げます。

 12月中旬に価格は暫定税率廃止と同じ水準まで引き下げられる見通しです。

 資源エネルギー庁によりますと、11月4日時点のレギュラーガソリン1L当たりの平均価格は、岡山県で172.1円、香川県で175.8円。原油の相場が現在と同じ水準の場合、年末ごろには160円前後になる見通しです。

(給油した人は―)
「かなり安くなるんじゃないですかね。遠出すると60L入るので、だいぶ違うと思います」
「ガソリン価格が下がってくれればその分食費の方に回せるかなって」
「家族が増えたら増えた分、食費がかさみますし、小さい子がいれば好き嫌いもあるし。物価はもう少し全体的に安くなってほしいですね」

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