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岡山・香川でどうなる?今後のガソリン価格 補助金が27日から更に5円増額 

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 ガソリン税の暫定税率廃止に向けた国の燃料油価格の補助金が27日から更に5円増額します。今後のガソリン価格はどうなるのでしょうか?

 ガソリンに課せられている1L当たり25.1円の暫定税率は年内で廃止となる見通しです。これに伴い国は、買い控えなどの市場の混乱を避けるために燃料油価格への補助金を段階的に増額しています。

 岡山・香川のガソリンスタンドでもドライバーが値下げを実感しているようです。

(スタンドの利用客)
「元々値段が高いなと思っていましたがここで急に下がるのはラッキーかなと思うので、できるだけ安くなることを祈っています」

 現在1L当たり15円支給されている補助金は、27日からさらに5円増額され20円になります。これによってガソリン料金はどれぐらい下がるのでしょうか?

(若宮産業/若宮達也 社長)
「高い(価格で買った)ガソリン在庫を抱えた状態ですので、すぐには下げづらいのが実情。(それまで下げるのを)待ってもらいたいのですが、なかなかお客さんの要望もあり厳しい状態が続いています」

 補助金の増額で下がった仕入れ価格が販売価格に反映されるには、通常、3日から10日かかるそうです。

 しかし、同じ地域の同業他社が値下げに踏み切った場合は、販売競争に負けないよう高い価格で仕入れたガソリンを値下げせざるを得ない場合もあるそうです。

 補助金は12月11日には更に5.1円増額され、原油価格などに大きな変動がなければ、高松市内のガソリンスタンドではレギュラーガソリンが1L当たり160円前後になる想定です。

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