正月を前に6日、香川県の小豆島にある樹齢1600年以上と言われる木のしめ縄が新調されました。香川県土庄町の宝生院にある「シンパク」の木です。
高さ約17m、幹回りも約17mで、国の特別天然記念物に指定されています。地元の「シンパク保存会」のメンバーら約10人がしめ縄を作りました。
参加者は、稲わらを使って長さ約18m、太さ約13cmの大きなものを作りました。そして、完成したしめ縄をシンパクに飾り付けました。
このしめ縄作りは100年以上前から行われていたという伝統行事です。
( 宝生院檀家総代/丹生兼宏さん)
「わらのできも良く大変きれいにできました。未来永劫こういう素晴らしい伝統を守っていきたい」
(宝生院/高橋寿明 住職)
「今年も立派なしめ縄が完成しました。令和8年も地域のみなさまの健康・御多幸をお祈り申し上げます」