正月を前に小豆島にある樹齢1600年以上の木のしめ縄が新調されました。
香川県土庄町の「宝生院」にある「シンパク」の木です。高さ約17m、幹回りは17m余りで、国の特別天然記念物に指定されています。
2日、地元の人たちが100年以上前から行われていたという伝統行事、「しめ縄作り」をしました。わらを使って長さ17人m、太さ約15cmのものを作りました。約2時間かけて作られたしめ縄は、シンパクに飾り付けられました。
(宝生院檀家総代/丹生兼宏さん)
「毎年だんだんきれいになって、太くなって、頼もしいしめ縄ができた」
住職によると、シンパクには竜に見える柄が潜んでいるそうです。来年の干支が「辰」のため、見つけると縁起がいいということです。