山や林の沢沿いなどで、タニギキョウの花が清々しい姿をみせています。
タニギキョウは、岡山県では主に北部と中部に自生している、高さ10cmほどのキキョウ科の一年草です。乾燥した場所には生えず、降水量が多い地域の山や林の沢沿いなどで見られます。
タニギキョウの花びらの先は星のような形に5裂し、ぱっと見は、花びらが5枚あるようにも見えますが、花びらは付け根に向けてくっつき、全体としては鐘やラッパのような形をしています。秋の七草のキキョウ(桔梗)と同じく、合弁花と呼ばれるタイプの花です。
木陰で、ほのかな白い灯をともすような小さな花が、季節が初夏へと進んでいることを感じさせてくれます。
写真は岡山市の山で4月19日に撮影。