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三陸沖で放流したアカウミガメが瀬戸内海に 東京大・大気海洋研「初めてのケース」 四国水族館が発表 香川

 香川県宇多津町の四国水族館が6日、東京大学大気海洋研究所(千葉県柏市)と共同で放流したアカウミガメ「しゅこくんのともだち」が、三陸沖から瀬戸内海まで移動していると発表しました。

 東京大学大気海洋研の佐藤克文教授は「東北で放流した個体が瀬戸内海に入ることは、発信器をつけて放流した過去60頭以上のアカウミガメで初めて。産卵場所を探している可能性が一番高い」と推察しています。

 このアカウミガメは2025年6月に牡鹿半島沖で網にかかり、佐藤教授のチームが人工衛星電波発信機を取り付けた後、7月5日に三陸沖で放流されました。捕獲時の大きさは甲長96cm、体重147kgで、メスの成体と推測されていました。

 四国水族館に設置したモニターで位置情報を確認していたところ、2026年4月に入って豊後水道に接近。その後、高知県と徳島県の沿岸に沿って東へ移動し、鳴門海峡を抜けて四国水族館からわずか5kmの海域に入ってきました。6月6日現在、燧灘の周辺にいると観測されています。

 四国水族館では「6月1日の開業6周年のタイミングに、宣伝隊長のしゅこくんの応援に来たかのようなロマンあふれる行動」としています。

KSB 報道
執筆:KSB報道
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