Park KSBアプリに寄せられた疑問をもとにお伝えする「みんなのハテナ」。今回のテーマは、厄介者の「蚊」です。
蚊の研究している岡山大学大学院の石川哲也さんに聞きました。
なぜ血を吸うの?(倉敷市 はる 32歳)
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「血液を栄養分として卵を作るために血液を吸います」
蚊が血を吸うのは卵を作るのが目的なんだそうです。そのため、吸うのは産卵を控えたメスのみです。
それにしても、血じゃないといけないのでしょうか。
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「研究として分かっているのは、タンパク質がないと卵を産めないことが分かっていますので、タンパク質を得るために血液を吸っているんじゃないのかと考えられます」
黒い服は刺されやすい?(岡山・南区 フブキ 69歳)
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「色が濃い服を狙ってくるみたいです。これは多分動物が一般的に黒っぽい色をしている動物が多いので、恐らくそれではないかと言われています」
それ以外にも、黒は熱を吸収しやすく温度が高くなることも理由の一つだとしています。
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「(蚊は)熱をターゲットにしてくるので、そういった意味合いもあると思います」
熱がターゲットという話がありましたが、蚊は血を吸う相手をどのように見つけているのでしょうか。
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「まず人の二酸化炭素を目印に近寄ってきます。数十cmくらいまで近寄ってくると、熱を感知します」
そのほか、汗の臭いなども感知しているそうです。
刺された場合の対処法は?(高松市 まぁちゃん 39歳)
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「保冷剤とか冷たいタオルとかでくるんでもいい。冷やすと刺激が治まりますので、かゆみはなくなっていきます」
引っかいてしまうと炎症を引き起こしてしまうことがあるので、薬を塗るか冷やすかするのがいいそうです。
蚊が活発になる条件は?(倉敷市 てまり 50歳)
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「25~30℃付近の温度で活発に活動します」
最近は最高気温が30℃を超える日が多いので、昼間よりは朝晩の方が活発だそうです。
その他にも……
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「日陰であるということと、湿度が高いということ。カラカラになると蚊も生きづらいので、多少湿度があって日陰のある所を好むみたいです」
日陰は要注意です。
刺されないためには?(高松市 うどんどんどんどんどん 37歳)
(岡山大学大学院 保健学研究科/石川哲也 准教授)
「これから暑くなっていきますけれども、肌を出さないことが一番大事。長袖や長ズボン、肌を出さないことが一つの方法です。ピッタリした服だと蚊の針が通ってしまいますので、ゆとりのある服を来た方が、蚊がもし服に止まっても刺されないと思います」
(2026年6月11日放送「News Park KSB」より)