視聴者の皆さんの疑問に答える「みんなのハテナ」。今回のテーマは「梅雨」です。
広島地方気象台は6月4日、中国地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。四国地方は6月2日とみられています。
天気の疑問なら気象台に、ということで、通勤の時にはついどんな雲が出ているかを見上げてしまう岡山地方気象台の堀川和久調査官にお答えいただきます。
梅雨入りの判断基準とは?(備前市 月桃 48歳)
(岡山地方気象台/堀川和久 調査官)
「梅雨が近づいてきますと、雨や曇りの日が増えてきますので、日照時間が少なくなってくる傾向が出てくる。1週間くらいの天気予報を見て、その傾向が継続するのが見えた段階で梅雨入りを発表する」
梅雨入りを判断する主な根拠は「日照時間」なんですね。
ただし、それだけでは決められない場合、雨の有無や大気の流れを考慮して判断することもあるそうです。
ちなみに、堀川さんによりますと、かつて一度だけ梅雨入りを特定できなかった年があるそうです。1963年は4月後半から雨が多く日照が少ない状態が続き、7月には夏のような天気になったため、四国地方と近畿地方で梅雨入りを特定できなかったということです。
梅雨はいつからあるの?(香川・綾川町 みよ 36歳)
(岡山地方気象台/堀川和久 調査官)
「梅雨は、数千年より前からあったと思われる現象で、中国の古い古文書とかですと、1500年以上前の古文書とかにも『梅雨』という現象のことが触れられている」
梅雨は日本に限らず、中国・韓国など東アジア広域で見られる現象で、昔から、季節の言葉として多くの詩の中で読まれてきました。
なぜ「梅」の字を使うの?(岡山市 はまちゃん 63歳)
そして、梅雨が漢字で「梅」に「雨」と書く理由は、諸説あるそうですが、梅の実が熟すころに、雨が続くということで梅雨と呼ぶそうです。
地球温暖化で“二季”に 梅雨の変化は?(高松市 とん太 65歳)
また、2025年、新語・流行語大賞にノミネートした「二季」に関連した質問も。
ご自身は暑くもなく寒くもない過ごしやすい気候が好きだという堀川さんに最後に尋ねてみました。
(岡山地方気象台/堀川和久 調査官)
「温暖化で気温が高くなりますと、雨のもとになる水蒸気をいっぱい含むことができますので、それによって降る雨の量も増えるということが予想されています。梅雨の時期に雨の量が増えてくるという可能性はそれなりに予想されている」
変化していく気象状況。気象台では今回の梅雨に備えて早めの防災対策を呼び掛けています。
(岡山地方気象台/堀川和久 調査官)
「どうしてもここ数年、日本のどこかで大雨が降って災害が起きていますので、雨に対しての災害等の備えを心構えを持っていただければ」
(2026年6月4日放送「News Park KSB」より)