岡山・香川の頑張る高校生を応援する「青春のキセキ」です。今回は、やり投げで高校生日本一に輝いた選手を紹介します。
香川県三豊市のグラウンドでやり投げの練習に励む、四国学院大学香川西高校の陸上競技部2年、赤木凛乃杏(あかぎ・りのあ)選手。
赤木選手は2026年8月に行われたインターハイに出場。2年生ながら出場者の中で唯一の50m超えを記録し、香川県勢初、女子やり投げ種目での優勝を果たしました。
(四国学院大学香川西/赤木凛乃杏 選手)
「友達には『優勝頑張ってな』とか(声を掛けられた)。(Q.競技中はどんな気持ちだった?)緊張でもう……あんまり覚えてないです。頑張るしかないなと思いました」
10月15日から青森で5日間にわたって行われる国民スポーツ大会の陸上競技にも香川代表として出場する赤木選手。この日はその国スポに向けて調整を行っていました。
(四国学院大学香川西/赤木凛乃杏 選手)
「香川県代表なのでやっぱりそこの重みが違うと思うので、香川県みんなの出たい気持ちを背負って出るので、香川県に1ポイントでも貢献できるように頑張ります」
中学から陸上競技をはじめ、当時はハードルや走り高跳び、砲丸投げなどに取り組んでいたという赤木選手。やり投げを本格的に始めたのは高校入学後のことでした。
(四国学院大学香川西/赤木凛乃杏 選手)
「トライアル(入部前の試技)でハンドボール投げがあったのでそれやってみて距離飛んだので、それで『やり投げやってみんかー』と言われたのでやりました」
赤木選手をやり投げの世界に誘ったのは陸上競技部の顧問、綾真澄先生です。
実は綾先生は女子ハンマー投げの元・日本記録保持者。その綾先生から見ても当時から才能を感じたそうです。
(陸上競技部顧問/綾真澄 先生)
「肩は全然振れているなというか、なかなか女子で振れている選手はいないので、すごく肩の力というところは光るものというか、『やり投げやったらいいんじゃない?』と思って勧めました」
競技を始めるとその才能が瞬く間に開花。1年生の頃から数々の大会で入賞を果たすと、2年生になってからは2026年6月の四国総体で香川県の高校記録を更新しました。
(陸上競技部顧問/綾真澄 先生)
「負けず嫌いだったりとか、言われたことに対してコツコツやったりとか、気持ちの面でできるまでやれる選手なので、そういった面では成長のひとつなんじゃないかな、強みというか」
2年生ながら高校トップまで駆け上がった赤木選手。さらなる高みを目指して取り組んでいるのは、強い肩を存分に生かすためのフォームの見直しです。
等間隔に並べたミニハードルをまたいで進み、助走のリズムを一定にする練習をしています。リズムを一定にすることで、力がやりに伝わりやすくなるということです。
(四国学院大学香川西/赤木凛乃杏 選手)
「(Q.課題のポイントは?)クロス(助走)だったり、腕の出方だったり、体の使い方だったり全部です」
一躍世代のトップに躍り出た赤木選手。高校生として競技に取り組むのはあと1年、さらなる成長を誓います。
(四国学院大学香川西/赤木凛乃杏 選手)
「来年も(インターハイで)優勝できるようにがんばります。連覇します」
(2026年10月14日放送「News Park KSB」より)