香川大学医学部付属病院の医師らが許可を受けずに有償で標本を作製していたことが分かりました。
香川大学は、匿名の通報を受けて内部調査を行い、病理部の複数の医師らが、外部の医療機関から依頼を受けて、研究や治療などに使われる「病理標本」を有償で作製していたと認定しました。
これが、大学の兼業規定に違反するとして2024年に関係した複数人の医師らに対し、懲戒処分には当たらない「指導」を行ったということです。
調査結果によると、医師らは2010年ごろから24年の間、1件1万円で標本作製を請け負い、100万円近くを受け取っていたということです。得た報酬は学会などの出張費に充てられていて、私的な流用は認定されなかったということです。
大学の聞き取りに対し、医師らは「標本の作製をボランティアで行ってきたが、依頼が増えすぎたため有償にした」と話していたということです。