三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は、アメリカの半導体大手「エヌビディア」も出資している日本のAI(人工知能)企業「Sakana AI」との間で出資契約を締結したと発表しました。
去年7月に設立されたSakana AIは、AIの開発などを手掛ける日本発のスタートアップ企業です。
世界的な半導体企業「エヌビディア」も出資していて、設立から約1年で評価額が10億ドルを超えるなど注目されています。
MUFGは今後、Sakana AIの最新技術を活用して業務の効率化などAI戦略のさらなる高度化を進めていく方針です。
また、Sakana AIによりますと、今回の出資はMUFGだけでなく、三井住友銀行やみずほフィナンシャルグループ、伊藤忠商事やNECなど、幅広い分野の大手日本企業合計10社が出資していて、これによって約300億円の資金調達が完了したということです。