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レバノン“ポケベル一斉爆発”米国務長官「誰の利益にもならない 自制が不可欠」

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 アメリカのブリンケン国務長官はレバノンで17日に起きたポケベル型の通信機器の一斉爆発について、中東情勢の悪化を避けるため、すべての当事者に対して自制を求めました。

ブリンケン国務長官 「このようなことが起きるのは誰の利益にもならないことは明らかだ。すべての当事者が紛争をエスカレートさせる可能性があるいかなる行動も控えることが不可欠だ」

 エジプトを訪問中のブリンケン国務長官は18日の記者会見で、レバノンで起きたポケベル型の通信機器の一斉爆発についてアメリカとして関与しておらず、情報を収集中だと述べました。

 イスラエルに対する直接的な言及は避けたものの、「紛争の拡大は誰の利益にもならない」と強調し、すべての当事者に対し事態を悪化させる行動を控えるよう求めました。

 また、今回の爆発が停滞しているガザの停戦交渉に与える影響について懸念を示したうえで「重要なのは政治的な意思を示すことだ」と述べ、イスラエルとハマスに対して合意に向けた決断を促しました。

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